紅茶を使った「紅茶うがい」が注目されているのをご存じでしょうか?身近な飲み物である紅茶を活用する方法で、手軽に取り入れやすいのが特徴です。特別な道具も必要なく、紅茶を用意するだけで簡単に実践できるため、日常生活の中で続けやすいのも魅力のひとつです。
この記事では、紅茶うがいがなぜ良いのか、基本的なやり方、実践する際のポイントを解説します。気になる方はぜひ参考にしてください。
紅茶うがいはなぜ良い?
紅茶を使って口や喉をすすぐ行為のことで、普段飲んでいる紅茶を活用するだけで簡単にできるため、手軽に取り入れやすい方法として注目されています。
紅茶には、ポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれており、それらの成分がもたらす作用が紅茶うがいのポイントです。紅茶に含まれるテアフラビンやテアルビジンには抗菌作用があるとされており、細菌やウイルスの活動を抑える働きがあることから風邪やインフルエンザなどの感染症対策として有用なのです。
紅茶うがいのやり方・注意点
それでは、紅茶うがいの実際のやり方や、注意点を解説します。
やり方
紅茶うがいは、普段飲んでいる紅茶を使って簡単に実践できます。ここでは基本的なやり方を解説します。
①紅茶を準備する
まずは、うがい用の紅茶を用意します。ティーバッグまたは茶葉を使い、少し濃いめに抽出すると成分がよりしっかりと溶け出すのでおすすめです。抽出時間は通常よりも長めの4〜5分を目安にすると良いでしょう。
②口に含んでうがいをする
紅茶が適温になったら、適量を口に含みます。まずは、口の中全体に紅茶が行き渡るように意識しながら、約15秒ほどすすぎます。その後、喉の奥まで紅茶が届くように意識しながら、ガラガラとうがいを行います。目安としては、15秒×2回程度が適切ですが、違和感がなければ回数を増やしても問題ありません。
③吐き出す
うがいが終わったら、紅茶は飲み込まずにしっかりと吐き出します。口内や喉の汚れが含まれているため、そのまま飲むことは避けましょう。必要に応じて、水で軽く口をすすぐとスッキリとした感覚になります。
この手順で1日2〜3回程度を目安に行い、朝起きた後や、外出から帰宅した際、喉の乾燥を感じる時などに取り入れると効果的です。
注意点
紅茶うがいを行う際は、必ず適温まで冷ましてから行いましょう。熱いままうがいをすると火傷の危険があるため、しっかりと冷ましてから行うことが大切です。また、紅茶には砂糖やミルクを加えず、無糖のストレートティーを使用しましょう。
さらに、紅茶うがいをする際には、作り置きの紅茶の使用を避けることも大切です。紅茶には天然の成分が含まれているため、時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなります。特に、常温で長時間放置した紅茶は細菌が増えやすいため、うがい用の紅茶はその都度作るか、作り置きする場合は冷蔵保存し、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。温め直して使用する際も、清潔な容器を使い、衛生管理を徹底することが大切です。
また、紅茶に含まれる成分が体質に合わない場合や、うがいをすることで喉に違和感を覚えることがある場合などは、無理に続けずに様子を見ながら行うことが大切です。
紅茶うがいを試してみては
紅茶うがいは、手軽に取り入れられる健康習慣の一つとして注目されています。無糖の紅茶を使用し、適切な温度でうがいをするなどのポイントを押さえながら、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
なお、紅茶うがいを試すなら、マルヱ薬局が提供している「ヒマールティー」がおすすめです。ヒマールティーは、漢方薬局ならではの視点を活かし、安全性と品質にこだわった有機紅茶。ネパールのダンクタ地方にある「ジュンチャバリ茶園」で栽培されており、ヒマラヤの澄んだ空気と清らかな水のもとで育まれた茶葉は、豊かな香りと深い味わいが特徴です。
芳醇な香りとヒマラヤの自然を感じさせる優しい味わいは、うがいだけでなく、リラックスタイムの一杯にも最適です。紅茶うがいとともに、ヒマールティーで贅沢なひとときをお楽しみください。