寒くなる季節や気温の変化が激しい時期に風邪を引かないように気を遣う方も多いでしょう。身近な飲み物である紅茶が、風邪の予防に役立つことをご存じでしょうか。
この記事では、紅茶が風邪予防に良い理由を解説するとともに、より効果を引き出すためのおすすめの飲み方もご紹介します。
風邪やインフルエンザなどを予防したい方はぜひチェックしてください。
風邪予防に紅茶が良い理由
紅茶が風邪予防に役立つ理由として以下のことが挙げられます。
①カテキンの作用
紅茶には、ポリフェノールの一種であるカテキンやテアフラビンが含まれており、それらの成分は抗菌・抗ウイルス作用があることで知られています。紅茶を飲むことで、口内や喉の環境を整えるのに役立ちます。また、飲むだけでなく紅茶を使ったうがいもおすすめです。
②身体が温まる
温かい紅茶を飲むと、体の芯からじんわりと温まります。体が冷えると免疫力が低下しやすいため、体温を適度に保つことは風邪予防の基本です。テアフラビンには血行を良くし、体を温める作用もあるため、紅茶を飲む習慣を取り入れることで、寒い季節でも体を冷やしにくくすることができます。
【風邪予防】おすすめの紅茶の飲み方
風邪予防を目的に紅茶を飲む場合、飲み方にこだわるとより高い効果が期待できます。
以下は、風邪予防に役立つおすすめの紅茶の飲み方です。
①ホットで飲む
温かい紅茶を飲むことで体がしっかりと温まり、免疫力の維持に役立ちます。特に寒い季節や冷えを感じるときには、ホットティーを取り入れることで体温を上げ、風邪を予防しましょう。冷たい飲み物は体を冷やしてしまうため、風邪予防の観点からは避けたほうが良いです。
②はちみつを加える
紅茶にはちみつを加えることで、喉を潤しながら甘みを楽しめます。はちみつには殺菌作用や抗炎症作用が期待できるため、喉の痛みや乾燥が気になるときにはおすすめです。喉の保護にもなり、風邪をひきにくくなるでしょう。
③レモンティーにする
レモンを加えることで、風邪予防に欠かせないビタミンCを摂取できます。ビタミンCは免疫機能をサポートする働きがあるため、風邪をひきやすい季節にぴったりです。レモンの酸味がさっぱりとして飲みやすく、気持ちもリフレッシュできるでしょう。
④ジンジャーティーにする
すりおろした生姜を紅茶に加えることで、さらに体を温めることができます。生姜には血行を促進し、体の内側から温める働きがあるため、冷え性の方や寒い日には特におすすめです。はちみつと組み合わせることで、より風邪予防に適した一杯になります。
風邪予防で紅茶を飲む際の注意点
紅茶を風邪予防に役立てる際には、いくつかの注意点があります。まず、紅茶にはカフェインが含まれており、過剰摂取すると眠りを妨げたり、体に悪影響が出たりする可能性もあります。そのため、1日3~4杯程度に抑え、就寝前はなるべく避けたほうが良いです。
また、紅茶に砂糖やはちみつを加える際は、適量を守るよう心掛けましょう。甘味料を過剰に使用するとカロリー過多になり、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
さらに、空腹時に紅茶を飲むと胃酸が分泌され、胃に負担がかかることがあるため、食事の後や軽食と一緒に飲むのが理想です。小さな子どもにはカフェインの摂取量に注意が必要で、ノンカフェインや薄めた紅茶にすると安心です。
ヒマールティーについて
マルヱ薬局では、漢方薬局ならではの視点で安全性と品質にこだわったヒマールティーを提供しています。
ネパール東部のヒレ・ダンクタ地方に位置するジュンチャバリ紅茶園で栽培された高品質な有機紅茶です。この紅茶園では、自然環境を大切にした伝統的な製法で茶葉を生産しています。
地元の女性たちが丁寧に手摘みした茶葉は、ティーマスターの監修のもと加工され、日本製の真空包装機によって新鮮さが保たれています。そのため、開封した際には茶葉本来の香りや豊かな風味を存分に楽しめます。
ヒマールティーは四季折々の香りや味わいの変化が魅力で、食事後などに飲むことで体を温め、日々の健康維持に役立てることができます。
風邪・インフルエンザ対策や日々のティータイムで、ヒマールティーをぜひお試しください。
風邪予防で紅茶を飲むなら
今回は、紅茶が風邪予防に効果的であることやおすすめの飲み方、注意点などを解説しました。紅茶に含まれるポリフェノールには抗菌・抗ウイルス、血行を良くするなどの作用があるため、風邪予防に役立ちます。
はちみつやレモンを加えると、喉の保湿や栄養補給も同時に行えるため、より風邪予防に最適です。ただし、飲みすぎには注意が必要です。毎日の生活に紅茶を取り入れて、健康をサポートしましょう。